サッカーのJ1名古屋は3日、南風原町黄金森公園陸上競技場で2次キャンプに入った。小倉隆史新監督、選手、スタッフの約40人がタイでの1次キャンプ(1月25日~2月1日)から中1日で沖縄入りした。キャンプは13日まで。

練習でパスを出す名古屋の田口泰士=黄金森公園陸上競技場(松田興平撮影)

 実戦形式の練習では、攻守の切り替えなどを確認しながら1時間半、フルに体を動かした。8年目のMF田口泰士(24)=小禄中-流通経済大柏高出=も軽快な動きでコンディションの良さをアピールした。

 練習は主に、午前10時、午後3時30分開始の1日2回。期間中はイオン南風原店と陸上競技場を結ぶシャトルバスが15分間隔で運行される。6日はJ1湘南と、10日はJ1鳥栖と練習試合を予定している。

 「タイでコンディションを上げてきた。もっと良くなると思う」。2次キャンプに突入した名古屋の元日本代表MF田口泰士はシーズン開幕に向け、好調ぶりをアピールする。

 昨季は飛躍を期待されながら股関節を痛めて3月末に離脱。リハビリを経て9月に復帰したが、リーグ戦34試合中11試合の出場にとどまり、チームも9位と不本意な1年だった。

 「チームのためになれなかった」と振り返り、「一からでなくゼロから。そういう思いで臨んでいる」と正念場の今季に懸ける。

 中堅の8年目。チームを支えてきたDF田中マルクス闘莉王らが昨季限りで退団し、指揮官も小倉隆史新監督に代わった。

 田口は「新体制になり、試合に出られる保証はない」と危機感をにじませる。

 初日から積極的に他の選手の前に出て、声を出し、球に触った。「自分自身をアピールした上でチームの完成度を高めていけたら」と力を込める。

 「小倉監督からは中盤でまとめていくプレーが求められていると思う。責任感を持ってやりたい」と地元から飛躍を期す。(粟国祥輔)