名護市はこのほど、市民の路線バスの認知度や利用状況、自動車の保有別と合わせた外出頻度などのアンケートを実施し、調査結果をまとめた。市民の半数超が一度も路線バスを利用したことがなく、また車を持っていない人でも利用率が14%にとどまるなど、自家用車の保有状況にかかわらず、路線バスが市民の足として浸透していない実態が明らかになった。(北部報道部・城間陽介)

<名護市・バスアンケート>バス路線の認知度

<名護市・バスアンケート>自由に使える車がない人の移動手段(平日)

<名護市・バスアンケート>自由に使える車の保有別外出頻度

循環バス導入イメージ

<名護市・バスアンケート>バス路線の認知度 <名護市・バスアンケート>自由に使える車がない人の移動手段(平日) <名護市・バスアンケート>自由に使える車の保有別外出頻度 循環バス導入イメージ

 さらに調査では、車を持っている人とそうでない人で外出頻度に差が出るなど、自家用車に偏った交通体系が市民の生活の質にも影響していることをうかがわせた。

 市地域政策部企画情報課は調査結果を踏まえた上で「バス事業者とも連携して、路線の抜本的見直しや新たなコミュニティー交通の在り方を検討したい」としている。

 アンケートは昨年10~11月、市内3千世帯を対象に実施。1224人から回答を得た。