沖縄銀行(玉城義昭頭取)は4日、2016年3月期第3四半期決算(単体)を発表した。売上高に当たる経常収益は前年同期比4・6%増の287億900万円。貸出利回りの低下で利息収入は減少したが、投資信託の解約益などが伸びた。好景気を受け、企業業績が改善し、与信費用が減少。経常利益は16・9%増の79億5500万円で、2期ぶりに増収増益となった。

 本業のもうけを示すコア業務純益は3・4%増の81億1800万円。支店の新築移転などによる固定資産取得で経費が増えたが、個人年金保険の販売も好調で経常収益の増加分が上回った。純利益は5・7%増の51億3900万円。

 預金残高(平均)は個人、法人向けとも伸長し、4・4%増の1兆8903億円。貸出金残高(同)は4・8%増の1兆3076億円。企業向けが伸びたほか、住宅ローンを中心とした個人向けも好調だった。

 日銀のマイナス金利導入について、保久盛長哲総合企画部長は「どのような影響が出るか分析している。貸し出しを増やして、対応していくことになるだろう」とした。