琉球大学を念頭に沖縄県内への薬学部創設を目指している県薬剤師会の亀谷浩昌会長と県医師会の安里哲好会長、県歯科医師会の真境名勉会長が10日、県庁で合同記者会見を開き、薬学部創設に賛同を求める署名への協力を呼び掛けた。

県内の国公立大学への薬学部創設に向けた署名活動をPRする(左から)県医師会の安里哲好会長と県薬剤師会の亀谷浩昌会長、県歯科医師会の真境名勉会長=10日、沖縄県庁

 亀谷会長は「地元に薬学部ができれば薬剤師のレベル向上や医薬研究による相乗効果が得られ、製薬企業の誘致にもつながる。人材流出にも歯止めを掛けられ、保護者や学生の負担軽減にもなる」と意義を強調。多くの県民の賛同を得て関係先に署名を届けたいとした。県看護協会も含め4者で1月下旬から署名活動を始め、10日時点で約4万5千筆を収集。27日までに目標の5万筆を上回る数を集める考え。

 厚生労働省の調査では、2016年12月現在の人口10万人当たりの薬剤師数は全国平均181人に対し、沖縄は約7割の134人で全国最下位となっている。

 署名に関する問い合わせは県薬剤師会、電話098(963)8930、ファクス098(963)8932。同会のホームページから署名用紙が取得できる。