沖縄県内で麻疹(はしか)患者が増加している事態を受けて、県はしか〝0〟(ゼロ)プロジェクト委員会の具志一男委員長と糸数公県保健衛生統括監らが11日、県庁で記者会見し、県民にワクチン接種を呼び掛ける緊急アピールを発表した。

はしかのワクチン接種を呼び掛ける緊急アピールを発表した県はしか〝0〟プロジェクト委員会の具志一男委員長(中央)ら=11日、県庁

 感染予防には2度のワクチン接種が有効。具志委員長は「ワクチン未接種者や1回だけの感受性者を減らそう。この流行を早く終息させるためにも、県民一人一人が予防や感染拡大防止を理解し、県民一丸となって対策に取り組んでほしい」と呼び掛けた。終息にはあと1~2カ月かかるとの見通しを示した。

 県内では、台湾人観光客から4年ぶりに感染が確認された3月下旬から11日までに合計38人の患者が確認されている。すでに家族や職場内での三次感染者が出始めており、警戒を強めている。