【ペルー7日=又吉俊充】沖縄文化を食や芸能で発信するペルー沖縄県人会主催の「沖縄祭り」が7日、リマ市のペルー沖縄県人会館前広場で開かれた。ボランティアも含め約5千人が集まる一大イベントで、多くの人出でにぎわった。

沖縄そばや足てびちなどが飛ぶように売れたペルー沖縄婦人会のブース=7日、ペルー・リマ市の県人会館前広場

 沖縄祭りは学校が夏休み期間中の毎年2月に開催されている。軽食の出店ではペルー沖縄婦人会による沖縄料理ブースが好評で、沖縄そばなどを買い求める客で長蛇の列ができた。

 県系3世の伊芸ルース会長(55)は「婦人会は沖縄料理の講座をしており、祭りは会員の発表の場でもある。沖縄の食文化が広がればうれしい」と話した。2世の島袋秀子さん(81)は足てびちを購入し、「沖縄よりペルーの方がおいしいね」と笑顔で話した。

 またステージでは沖縄民謡や古典芸能が実演され、オープニングでは海外研修生OBなどでつくる「きむたか」メンバーらが「かぎやで風」を披露した。

 この日は広場隣のグラウンドでは県人会主催のスポーツ大会もあり、市町村人会のチームがサッカーで親睦を深めた。

 一方、第6回世界のウチナーンチュ大会の参加を南米4カ国の県系人に呼び掛ける県キャラバン(団長・安慶田光男副知事)は同日、同会館で説明会を開き、150人余が参加した。一団は8日(日本時間9日)、訪問3カ国目のアルゼンチンに入る。