NHKでアニメ化もされているベストセラー「英国一家、日本を食べる」の著者でトラベル・フードジャーナリストのマイケル・ブース氏が続編取材のために、沖縄を訪れている。8日には那覇市内の泡盛酒造所や読谷村の紅芋生産者らを訪ね、現状や歴史などを取材した。

泡盛を試飲するマイケル・ブース氏(左から2人目)=8日、那覇市首里崎山町の瑞泉酒造

 ブース氏の沖縄訪問は8年ぶりで2回目。前回は沖縄の塩や大宜味村の長寿食などを取材し、著書で紹介している。8日は琉球泡盛と紅芋、9日には久米島の海ブドウを取材。2017年発売予定の続編で紹介する予定だ。

 那覇市首里崎山町の瑞泉酒造(佐久本学社長)では泡盛の製造工程や原料を確認。度数や貯蔵年が異なる泡盛や古酒を試飲し、泡盛の特徴である貯蔵による熟成を確かめた。県酒造組合では又吉良秀専務らに泡盛の歴史や生産量の現状などを質問した。

 ブース氏は「どこの国でも食べ物を通して文化や歴史、経済などを分かりやすく知ることができる」と説明。「沖縄は離島それぞれで独特の文化が残っていて貴重だ。本当ならば6カ月ほどかけてじっくり巡りたい。外から見ただけでは分からない体験をしたい」と述べた。