【東京】流通業者に最新情報を発信する商談展示会「スーパーマーケット・トレードショー2016」が10日、都内の東京ビッグサイトで始まった。県や商工団体が多数の県内食品メーカーを率いて出展。共同開催の「デリカテッセン・トレードショー」には、県商工会連合会が独自ブースを出して商品をアピールしている。12日まで。

デリカテッセン・トレードショーで来場者に商品を説明する県内食品メーカーの担当者ら=10日、東京・東京ビッグサイト

 県商工会連合会ブースには13社が参加。全国ブランドの食品を扱う有名メーカーが居並ぶ中、「OTONAWA OKINAWA(大人は沖縄)」をコンセプトに、あえて沖縄色を抑えたシンプルな装いのブースにしている。

 同会の城間盛尚専門経営指導員は「沖縄のいい商品を、お土産でなく日常生活で使ってもらうことをイメージし、沖縄らしさでなく商品の良さを前面に出している」と狙いを説明した。出展企業は、事前に食品の専門家の評価を通して選定し、研修も重ねて参加。ブースにはバイヤーがひっきりなしに訪れていた。

 新商品「島詩紅茶」を開発したオキネシアの金城幸隆社長は「紅茶の専門店からも好評価を得た」と喜ぶ。紅茶とともに統一ブランドのマグカップや茶菓子などの商品もあり「ライフスタイルとして提案している。コンセプトが受け入れられているようだ」と手応えを話した。

 忠孝酒造は泡盛の原料の黒こうじを使用したノンアルコール飲料「黒あまざけ」を展示。玄米を使った新商品や量販店向けのミニペットボトル入り商品も陳列し、販路拡大を目指す。同社営業部の又吉生磨さんは「すっきりと飲みやすいとの評価を受けている。具体的に商談が進みそうだ」と話した。