うるま市は、照間地区のビーグ(い草)を使って「衣・食・住」の生活全般をテーマに、新たな商品開発やブランド化に取り組んでいる。市特産の照間ビーグの認知度や付加価値を高め、生産量アップや後継者の育成を目指す。帽子やアロマ、パウダーや青汁、焼き菓子など約10種類を商品化。来年度から市場調査を進めながら、本格的な販路開拓に乗り出す。

照間のビーグを使った帽子やキャンドル、アロマディフューザーなどの商品=宜野湾市・ミックスライフスタイル

 照間ビーグは約200年の歴史を持つが、近年は高齢化に伴い、生産量が減少傾向にある。品質の高さから畳の原料として根強い需要があるものの、規格外として廃棄されている原料も多く、その活用が課題だった。

 市は2014年度から商品開発や後継者育成に着手。ノイズ・バリュー社(那覇市、我喜屋俊二社長)、Nico Okinawa(本部町、稲福誉社長)が専門業者と連携し、商品化の可能性を検討してきた。

 雑貨は、職人が丁寧に編み上げた「ビーグ帽」(税込み2万9千円)、爽やかな香りが特徴の「ビーグキャンドル」(同4428円)、火を使わずに香りが楽しめる「ビーグ・アロマディフューザー」(同4860円)などを商品化。

 ビーグは葉酸を含み、食物繊維も豊富で食品の可能性も高い。熱処理殺菌・粉末化した「ビーグパウダー」(30グラム、税込み1728円)をベースに、青汁(135グラム、同3024円)、焼き菓子やトルティーヤも3月をめどに発売する予定。

 雑貨はインテリア・雑貨のセレクトショップ「ミックスライフスタイル」(宜野湾市)で10~24日、先行的に展示・販売している。