沖縄総合事務局は10日、農林水産省が主催する2015年度環境保全型農業推進コンクールで、うるま市い草生産組合(照屋守敬組合長)が最高賞の農水大臣賞を受賞したと発表した。堆肥を活用した土作りなど環境に配慮した農法や、小中学生にい草の水田の自然環境を教える教育活動が評価された。表彰式は3月2日に東京で行われる。

 同組合は、い草の販売強化と生産性向上を目的に1980年に設立。現在は21農家が参加している。うるま市の環境に適した品種選定や有機肥料活用で、農薬や化学肥料の低減を目指している。

 うるま市と協力して、い草や水田周辺に生息する生物などを紹介する副読本を作成。小中学生の体験授業を受け入れるなど教育活動にも力を入れている。

 照屋組合長は「昔から受け継がれてきた自然環境に気を配った農法が評価されたと思う。受賞を励みにこれからも環境を生かした農業を続けていきたい」と喜んだ。