日本ハンドボールリーグ(JHL)男子7位の琉球コラソンは11日、県立武道館で後半戦初戦の第9戦を行い、6位の豊田合成を38-27で下し、連敗を5で止めた。通算成績は4勝5敗。

コラソン-豊田合成 後半、コラソンのチャオ・シャンチャンが右サイドから24点目を決める=県立武道館(伊藤桃子撮影)

 コラソンは前半、リーグ戦初出場の台湾代表、チャオ・シャンチャンの得点などでリードを広げ、18-14で折り返した。後半も高い位置から当たる守備で相手のミスを誘い、速攻などで得点を重ねて突き放した。

 次戦は13日午後2時から沖縄市体育館で8位のトヨタ紡織九州と戦う。(観客数1285人) 

■新戦力チャオ 豪快9発

 琉球コラソンが後半戦の初戦を圧勝で飾り、巻き返しへ弾みをつけた。原動力となったのは新戦力で196センチ、95キロの台湾代表、チャオ・シャンチャンだ。

 ホーム初お目見えのこの日、前半3分に見せ場が来た。右45度の位置でパスを受けると、大きな歩幅で相手を抜き去り、左腕から名刺代わりの豪快な一発をゴールに突き刺した。

 守備でも長い手足を伸ばして球に食らいつき、ミスを誘った。ロングシュートも繰り出し、チーム2位の9得点とけん引。東長濱秀吉監督は「上から打てる選手がいないことがコラソンの弱点だった。チャオに相手も戸惑ったはず」と絶賛した。

 チームは後半、課題だった運動量を維持し、リードを広げた。好セーブを連発したGK石田孝一は「チームを盛り上げることができた」と誇った。

 点差が開いた終盤は控え選手を積極的に投入、全員で勝利をつかみ取った。「選手一人一人が仕事をし、相手のミスを得点につなげることができた」と松信亮平主将。両チーム最多11得点のエース棚原良も「5連敗の後で勝ててうれしい。チームワークの勝利」と胸を張った。(粟国祥輔)