サッカー女子のリオデジャネイロ五輪アジア最終予選(29日~3月9日・大阪市)を控える日本代表「なでしこジャパン」候補の国内組による合宿が13日、中城村で始まり、宮間(岡山湯郷)川澄(INAC神戸)ら25人が約1時間、ミニゲームなどで体を動かした。合宿は19日までで、予選に向けたメンバー選考の場となる。大儀見(フランクフルト)ら海外組は22日に大阪府内で始まる直前合宿から合流予定。予選には6チームが参加し、上位2チームが本大会出場権を獲得する。

ミニゲームで川澄奈穂美(右)、宮間あやらと一緒に汗を流す県出身の高良亮子(中央)=中城村(伊藤桃子撮影)

■高良「攻撃面アピール」

 25人の代表候補に招集された那覇市出身のDF高良亮子(ベガルタ仙台レディース)も、昨年8月以来の代表復帰に向けて地元沖縄でのキャンプをスタートさせた。穏やかな陽気の中での練習初日に「仙台では、まだ雪が残る中で練習している。暖かい中でやれるのがうれしい」と頬を緩めた。

 昨年11月のオランダ遠征で代表入りするも、けがで辞退した。テーピングを施された左膝の状態が心配されたが、「特に問題はない」と言い切る。

 佐々木則夫監督が「今回の合宿で20人近くに絞り込んでいく」と明言し、五輪予選の最終選考に位置付ける重要なキャンプ。左サイドバックでの起用が予想される高良は「守備については、周囲からいろいろ吸収していきたい。自分はパスなど攻撃面でアピールしたい」とメンバー入りを目指し、闘志を燃やした。(花城克俊)

■五輪最終予選へ競争期待

 メンバー選考に主眼を置いた合宿で、なでしこジャパンの佐々木監督は高いレベルの競争を期待する。登録20人で戦う予選は10日間で5試合をこなす超過密日程。一戦ごとに選手を入れ替える必要がありそうで「誰が出ても遜色のない試合ができるようにしないといけない」と選手の動きに目を光らせた。

 海外組は5人ほど招集される見込み。国内組の候補は15人前後に絞られることになりそうだ。実績十分な大野(INAC神戸)も「全ての選手に可能性がある。まずはメンバーに入らないと」と危機感を口にした。