【沖縄】22日投開票される沖縄市長選では、新人で前市議の諸見里宏美氏(56)=社民、共産、社大、自由、民進、希望推薦=と、現職の桑江朝千夫氏(62)=自民、公明、維新推薦=の両候補がそれぞれの政策を訴え激しく論戦を展開している。従来の市長選では泡瀬干潟埋め立て事業の是非が主な争点となったが、今回は1万人アリーナ建設の是非を巡り議論が対立。両候補が交わしたこれまでの発言をまとめた。

 諸見里氏は3日の政策発表でアリーナ建設の費用や財源の根拠が市議会で十分に説明されていないと指摘し、「再検討」を主張している。14日の公開討論会では「(現市政の計画を)凍結する」とも踏み込んだ。凍結した上でアリーナ計画を検証する考えを示しており、「ハコ物よりも暮らしの応援が優先」と訴えている。

 桑江氏は「アリーナが人を呼び込み市街地を活性化させる」と強調する。公開討論会では「本体工事は150億円を超えない範囲で整備するめどが付いている」とし、「総事業費は国に9割補助を求めている」と進捗(しんちょく)を説明。運営は指定管理にし、プロバスケットの試合やコンサートで収益を上げていく方向を示している。