ジャンボツアーズ(那覇市、谷村勝己社長)は17日、無担保社債(私募債)を2億円発行したと発表した。インターネットを使った完全自動化の予約システムの開発や多言語自動音声ガイド付きの観光バスの増車に充てるほか、県内離島での宿泊施設オープンも検討する。会見した谷村社長は「旅行業界の変化に対応していく」と話した。

無担保社債の発行や事業展開について会見する(左から)三菱UFJ銀行の吉田道隆那覇支社長、ジャンボツアーズの谷村勝己社長、みずほ銀行の東大介那覇支店長=17日、那覇市のジャンボツアーズ

 無担保社債は、借り入れと違い担保が不要。一定の財務指標を満たした企業の資金調達方法で、社債は銀行が引き受ける。今回は、みずほ銀行と三菱UFJ銀行が1億円ずつ引き受けた。いずれも7年かけて償還する。

 資金によりジャンボツアーズは、航空券とホテル、レンタカーなどを同社のコールセンターを介さずに手配できるよう、予約システムの完全自動化を目指す。航空券は、現在主に取り扱っている日本航空(JAL)グループ以外にも広げる。

 同社の多言語自動音声ガイド付き「ヒップホップバス」は現在の6台から8~9台に増やし、10月にも運行を始める。増車に合わせ、ライトアップされた施設やバーなど夜楽しめるルートを開発する。

 さらに、有人離島2カ所にヴィラタイプの宿泊施設の建設を検討する。1施設当たりの客室数は9~20室。同社が投資しているカンボジアのジャヤハウスリバーパークを参考に、プラスチック製品を一切使わないなど環境に配慮した施設を考えているという。