「閉じた空間から、いつ出られるか分からない。社会から地域から家族から、あなたはいらないと言われた気持ちになりますよね」。県精神保健福祉会連合会の関係者らの案内で3月半ば、本島北部の私宅監置跡を訪れた玉城由香里さん(31)は、そう言って冷たいコンクリートの「ハコ」を見渡し、さらにつぶやいた。