本島中南部の特別支援学校の過密化が進んでいる問題で、沖縄県は16日、那覇市古波蔵の沖縄赤十字病院跡に特別支援学校を新設する方針を固めた。翁長雄志知事が17日に会見する。

特別支援学校の建設予定地

 受け入れ対象は、主に知的障がいの児童生徒を想定。肢体不自由なども含めるかは、今後検討する。来年度にも設計に取りかかり、数年以内の完成を目指す。

 用地は県有地で、約9500平方メートル。すでに建物が撤去されて更地となり、早期着工が可能なほか、交通の利便性などが考慮された。さらに近隣にも利用できる土地がないか、県が調整を進めている。

 那覇市からは現在、島尻特支校(八重瀬町)や西崎特支校(糸満市)など近隣の学校に400人ほどの子どもたちが通っている。しかし受け入れ先の過密化が深刻化し、那覇市内に新たな特支校の新設を求める声が高まっていた。(社会部・鈴木実、伊禮由紀子)