名桜大看護学科3年の仲村由衣さん(21)、國吉愛加さん(21)が1月に沖縄県名護市の県道で出会った急病の韓国人男児を助けたとの本紙報道をきっかけに、フィリピンのセブ島で英語の語学学校を運営する「ゼットエー」(千葉県)の扇山信二社長が、フィリピンへの1カ月間の短期留学費と滞在費の奨学金を2人に支給することを決めた。

韓国男児の救助をきっかけにフィリピンに短期留学する名桜大生の(左から)國吉愛加さん、仲村由衣さん、留学手続きをサポートする八幡塁さん=18日、県庁

 仲村さんと國吉さん、留学手続きや現地対応などをサポートするアールスターインターナショナル(宜野湾市)の八幡塁代表が18日、沖縄県庁記者クラブで会見し、発表した。

 扇山さんは、仲村さんが看護師の資格を取って海外で活動したいという意向があることを本紙記事で知り、「ぜひとも奨学金を支給し、無償で留学に行かせたい」と申し出た。

 大学を通して奨学金支給を知った仲村さんは「すごくうれしくて人のつながりがすごいと思った。感謝したい」と喜んだ。

 8月中旬にフィリピンのセブ島へ渡る予定の仲村さんと國吉さんは「現地で英語の語学力を高めると同時に、地元の人々と交流し、つながりをつくりたい」と意気込んでいる。