【名護】書家の仲宗根光峰(本名・仲宗根功)さんの米国移住30年帰国記念少字数作品展が、沖縄銀行名護支店ロビーで開かれている。25日まで。

展示作品について思いを語る仲宗根さん=名護市・沖縄銀行名護支店ロビー

 仲宗根さんは9歳で書を始め、30代で渡米。旅行社を経営し昨年3月、定年を機に沖縄に戻った。蓮青流上杉派に師事。「探し求めていた字だ」と感動し、自らの文字を創造し続けている。

 米国では書道教室やコロンビア映画「ベスト・キッド」の背景の掛け軸や看板などの日本文字の制作を担当した。

 感銘を受け大事にしている言葉が「命どぅ宝」。生き抜く生命の営みに休みはない、と心情を墨に託した。

 また、作品「spring」は、春の爽やかな息吹に薄い和紙をかぶせ春風の優しさを表現するなど、特徴的な作品となっている。

 仲宗根さんは「筆の毛のかすれ、墨のちらし方、余白の大きさ、線の一点一点に意味を含ませている。集中力を高め心を映す。書いている時こそが私の篆書(てんしょ)芸術」と書道への思いを語った。

 今後も作品展を計画している。(島袋仁明通信員)