日銀のマイナス金利導入を受け、ゆうちょ銀行と県農業協同組合(JAおきなわ)も貯金金利を引き下げた。ゆうちょ銀は貯金の全商品、JAおきなわは5商品が対象。琉銀と沖銀も預金金利を引き下げており、マイナス金利の影響が県内にも広がっている。

 日銀はマイナス金利導入で、貸出金利の低下を促し、企業への融資を増やして経済活性化を狙うが、預金者への負の影響が先に出た格好だ。

 沖縄海邦銀行、コザ信用金庫、県労働金庫は検討中としているが、金融機関の収益環境の見通しは悪化しており、金利を引き下げざるを得ないとの見方が強い。

 ゆうちょ銀は9日付、JAおきなわは15日付で引き下げた。JAおきなわの担当者は「顧客数の少ない大口で長期の貯金を対象にし、影響を抑えている」としている。