沖縄県うるま市与那城の平安座島で、旧暦3月3~5日に行われる伝統行事「サングヮチャー」の中日に当たる19日、島の発展や大漁を願う「トゥダヌイユー」と「ナンザモーイ」があった。

巨大なタマンのみこしを担ぐ地元の中学生たち=19日、うるま市・平安座島

 集落の女性がノロ(神女)に魚をささげるトゥダヌイユーに続き、ナンザモーイでは地域の中学生が担ぐ巨大なタマンのみこしを先頭に道ジュネー。約250人が漁港から数百メートル沖にある岩礁「ナンザ」へ歩き、大漁と海の安全を祈願した。

 仕事の休みを利用して初めて見学に訪れた市宇堅の知念三雄さん(39)は「老若男女が町中から海の中までにぎやかに歩くのはウミンチュの島ならでは。地域の絆を感じる」と話した。

 初めてみこしを担いだ彩橋中の塩本花朋さん(12)は「最初は海の中に入るのに抵抗があったけど、やってみると気持ちよかった」と目を輝かせた。