はしか流行を受け、沖縄県と沖縄観光コンベンションビューローは観光客の安全確保とキャンセル数を最小限に抑えるため、定期的に会合を開き、対策を協議している。すでに観光施設や県ホテル協会などへの注意喚起と、従業員への予防接種を促す文書を送付。外国人観光客向けに4カ国語に翻訳した注意喚起の文書や、外国語の対応ができる医療機関の一覧表を作成し、掲示や配布をするよう指示している。

 19日現在、県に報告された旅行者のキャンセル件数は57件173人。

 那覇市内のホテル関係者によると、はしかによる予約キャンセルは5件出ているという。別のホテル関係者は「2、3件のキャンセルがあったものの、2009年の新型インフルエンザの流行時に比べたら限定的」と冷静に話した。

 同市内にある旅行社の担当者によると、海外からもはしかに関する問い合わせがあるが、キャンセルには至っていないという。

 県観光振興課は「渡航前のワクチン接種歴の確認や、予防接種を受けるよう促している。風評被害を防ぐためにも、冷静な対応が必要」と呼び掛けている。