船舶が遭難した時に打ち上げるものとみられるハングル文字表記の照明弾計三つが、昨年12月とことし1月、沖縄県国頭村奥と宜名真の海岸で相次いで発見されていたことが19日、分かった。奥で見つかったものは二つのうち一つが暴発し、発見した男性が指にすり傷を負った。

国頭村宜名真の海岸で発見された照明弾。ハングル文字が確認できる=1月21日、国頭村宜名真(国頭漁業協同組合提供)

 昨年12月26日、奥区民で構成する奥区海岸環境保全部会の約30人が奥の海岸を清掃していた際、1人の男性が箱に入った筒型の照明弾二つ(ともに長さ約20センチ)を発見した。不審に思って箱を開け、照明弾に触ると一つが暴発。男性の親指に当たって近くの雑木林に飛び込んだ。照明弾は名護署へ運ばれた。

 ことし1月21日には、国頭漁業協同組合の金城信幸参事が宜名真漁協近くの海岸を巡回中に同じくハングル文字表記の照明弾一つ(長さ約20センチ)を発見。金城参事が回収し、漁協の他の職員が国頭村建設課に届けた。金城参事は「海外から漂着したものだと思う。子どもが見つけたら触ってしまう恐れがあるので、触れないでほしい」と話した。

 国頭村建設課は、早ければ今月中にも県外の専門施設で処理してもらうよう調整している。調整次第、名護署が保管しているものも引き取って処理する予定。同課は「もしこのようなものを発見したら、危険なので触らずに行政に連絡してほしい」と呼び掛けている。