【小橋川慧通信員】トロント沖縄県人会球陽会(マリアン・神山・レフェーブ会長)は1月23日、第5回ウチナーンチュ大会の写真などを展示している日系文化会館の1室で、年次総会と新年会を開催した。会員持ち寄りの料理の味覚を堪能し、にぎやかに交流を楽しんだ。

手作りのラップボールを使ってゲームを楽しむ会員ら=トロント市内の日系文化会館

 総会では、若手会員の仲田エミリーさんが「ぜんそく」の基礎研究で博士号を取得したことや、エルジスリ・知江子さん(旧姓田港)が認知症患者介護のガイドブックを出版したという報告があった。知江子さんは「認知症介護の本は役に立つと思う。1冊ずつ持ち帰ってほしい。『お気持ちによる謝金』は県人会に寄与してほしい」とあいさつした。

 役員選挙では、2004年から09年まで会長を務めた神山吉洋さんが新会長に選出され、副会長にはノリ・金城さんが再選された。会計係は1994年から1年間琉球大学で県費留学生として過ごしたキャサリン・きよみ・仲座さん、書記には2002年にジュニア・スタディー・ツアーを体験したエリザベス・ゆりこ・藤田さんがそれぞれ選ばれた。

 神山新会長は「東京オリンピックの2020年は球陽会発足50周年にあたる。会員相互の親睦をさらに図り、次世代の後継者を育て、記念式典が行えるよう頑張りましょう」と就任あいさつをした。

 娯楽の部では、リサ神山さんが持参した200メートルに及ぶラップを丸めて作った直径約25センチのボールを使ったゲームを楽しんだ。ラップ・シートの間には菓子類(賞品)が隠されており、第1のプレーヤーがラップをはがしていくと「賞品」が落ちる仕組み。ラップをはがせるのは隣の第2プレーヤーが転がす2個のサイコロの目の合計が「7」になるまでで、「7」が出ると第2プレーヤーがボールをはがし「賞品集め」の権利を得る。ボールの中心の最高賞「金一封」を獲得したのは申年の神山初子さんだった。