1995年に製作された沖縄戦映画「GAMA 月桃の花」上映会が22日、那覇市のタイムスホールであり、主人公の娘・和子役で出演した会社員の賀数美幾(みちか)さん(23)=糸満市=と琉球大法文学部4年の末吉古都子さん(23)=中城村=が来場した。製作・音響担当の海勢頭豊さん(74)=西原町=は「まるで娘のよう」と突然の再会を喜んだ。

和子役を務めた賀数美幾さん(左)と末吉古都子さん(右)との再会を喜ぶ海勢頭豊さん=22日、那覇市・タイムスホール

 撮影当時は2人とも0~1歳。記憶はないが、数ある沖縄戦映画の中でも特別な一作だ。賀数さんはこれまでに同作を数回鑑賞したが、「家族が一人ずつ減っていく様子はやはりつらい。見るたびに家族や平和の大切さを感じる」と話した。

 ミス沖縄2018でもある末吉さんは「死体があちこちに転がっている場面など当時の状況が生々しく伝わってきた」と話し、「ミス沖縄の活動を通して沖縄のことを県外に伝えたい。今度改めて、平和の礎を訪れたい」と意気込んだ。

 21、22両日の上映会には計約540人が訪れた。