【浦添】ことしで50周年を迎えるテレビ番組「笑点」でおなじみの三遊亭円楽さんと三遊亭小遊三さんによる二人会が16日、浦添市てだこ大ホールであり、それぞれ古典落語「短命」と「引越の夢」で聴衆を沸かせた。沖銀創立60周年記念公演でラジオ沖縄の主催。

昨年あった高校の同期会で「ところでお前、いくつになった?」と聞かれ面食らったという三遊亭円楽さん=16日、浦添市てだこ大ホール

6年前に県内のゴルフ場でホールインワンを出したと話し「今ごろ拍手してくれてありがとう」と切り返した三遊亭小遊三さん=16日、浦添市てだこ大ホール

昨年あった高校の同期会で「ところでお前、いくつになった?」と聞かれ面食らったという三遊亭円楽さん=16日、浦添市てだこ大ホール 6年前に県内のゴルフ場でホールインワンを出したと話し「今ごろ拍手してくれてありがとう」と切り返した三遊亭小遊三さん=16日、浦添市てだこ大ホール

 笑点の司会の桂歌丸師匠はことしで芸歴65年を迎える。円楽さんは「歌丸師匠には黒いハイヤーが『お迎え』に来る。弟子がそろって見送るもんだから運転手も長めにクラクションを鳴らしちゃって…『出棺』の予行練習は十分済んでます」。小遊三さんも「師匠が楽屋で寝ている姿はまるで生ミイラ」「本日15時現在は生存が確認されております」と枕で存分にいじった。

 円楽さんの演目「短命」は、ある家に婿入りした旦那が3人続けて若死にした“事件”がテーマ。「女房が美人で暇があれば短命というものだ。差し向かいで飯を食って手と手が触れる。顔を見れば震い付きたくなるようないい女。…分かるだろ?」と謎解きをする隠居と、なかなか事情を飲み込めない八五郎の問答を面白おかしく演じた。

 小遊三さんは「どんな女性も1輪の花。会場にこれだけ女性がいらっしゃるとお花畑みたい! ああ、声が裏返っちゃったりして」と毒舌ぶりを発揮。好きな言葉の一つが「夜ばい」だと打ち明けてニヤリとし、新入り女中の部屋に忍び込もうとして失敗する間抜けな番頭たちの話「引越の夢」を聴かせた。