「やめよう飲酒運転」-。水色のボトルに飲酒運転撲滅のメッセージを記した着ぐるみ「あわもり君」が、21日のおきなわマラソンで42・195キロを完走した。あわもり君の正体は那覇市の鈴木一人さん(40)。酒造会社で働く泡盛の製造責任者だ。

自作の着ぐるみ「あわもり君」で「やめよう飲酒運転」と呼び掛けながら完走した鈴木一人さん=沖縄市・沖縄県総合運動公園

 「あわもり君」は鈴木さんの手作りで完成は2014年冬。それまでタイムを追求していたのが、周りに喜んでもらえるマラソンがしたいと考えるようになったのがきっかけだ。そこで「お酒を造っているので、飲酒運転はやめてほしいという気持ちを表そうと思った」という。

 あわもり君として出場した4回のフルマラソンはすべて完走。今回も沿道からは「その通り」「えらい」と声援が飛んだ。「子どもと大人が一緒に叫んでいるのを聞くと、気持ちが伝わっているなと思う」と、手応えを感じている。

 「あわもり君」はウレタンフォーム製で、鈴木さんによると「アルコール度数40歳」。風が吹くと苦しいが、「目立つからこそ絶対に歩かない。来年もあわもり君で走りたいな」と笑った。