連合沖縄(大城紀夫会長)と県経営者協会(安里昌利会長)は23日、2016年春闘の労使交渉が本格化するのを前に、労使首脳懇談会を那覇市内のホテルで開いた。連合の大城会長は、定期昇給相当分を含めた4%程度の賃金引き上げや非正規労働者の正規化、最低賃金の引き上げなどを要請した。

大城紀夫会長(左)からの要請書を手に取る安里会長=ロワジールホテル那覇

 経営協の安里会長は「経営側としては厳しい競争環境もあるが、要請内容に関して各会員企業に積極的な取り組みを働き掛けたい」と強調。経営協の正副会長会議や経営懇話会などの場を通じ、要請内容の周知に努める考えを示した。

 大城会長は「問題になっている子どもの貧困も、根底に親の賃金の低さがある。月例賃金の引き上げや非正規労働者の正規化などで、共通認識を持てた」と懇談の意義を述べた。