オーストラリア(豪州)・シドニーの繁華街の一角にある、うどんや丼を提供する「どらごんぼうい」で3月中旬、沖縄そばや、ジューシーがメニューに加わる。同店は読谷村出身で豪州沖縄県人会の会長を務める浦崎政美さん(53)が運営。沖縄料理を提供し、売り上げアップと沖縄の認知度向上、県出身の留学生やワーキングホリデー利用者の交流拠点づくりを目指す。(政経部・浦崎直己)

沖縄料理の提供に向けて準備を進める浦崎政美さん=16日、オーストラリア・シドニーのどらごんぼうい

 同店は、シドニーの繁華街にあるショッピングセンター「ワールドスクエア」内にあり、浦崎さんが4年前に開業。香川県から輸入する讃岐うどんと、天丼などの丼メニューを提供する。約40席の店には、ランチで連日約250人が訪れる。

 浦崎さんは次の戦略として、沖縄料理の導入を決定。2年前に期間限定で提供し、人気があった沖縄そばを導入し、サーターアンダギーなども提供。ラフテー丼など丼メニューも検討する。浦崎さんは「ずっと準備を進めてきた。沖縄料理を提供し、沖縄の認知度も高めたい」と意気込む。

 浦崎さんはカナダに16年住み、18年前にオーストラリアに移り住んだ。県人会の会長歴は17年になる。豪州は留学やワーキングホリデーで訪れる県出身者は多いが、県人会との交流はほほとんどないという。

 沖縄料理の提供で、県出身者たちの来店、交流につなげたい考えで、「海外から沖縄を知ることはいい経験になる。頑張っている若い県出身者たちを応援していきたい」と浦崎さんは張り切っている。