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  • 入国審査の時間短縮を目指し那覇空港国際線に新機器が導入される
  • 待ち時間に顔写真や指紋を自分で登録できる「バイオカート」だ
  • 20台前後を配備し20~50分掛かる待ち時間を3分の2にしたい考え

 那覇空港の国際線ターミナルの入国審査で、手続きの時間短縮を目指し、待ち時間に顔写真や指紋を自分で登録する新機器「バイオカート」が導入されることが24日までに分かった。法務省が早ければ今秋にも配備する。

バイオカート導入後の入国審査

 入国審査は従来、審査ブースでパスポートや入国カードの確認と、指紋の読み取り、顔写真の撮影が必要で、手続きに時間がかかり、待ち時間が長くなっていた。那覇空港では昨年10月、審査ブースを8から14に増やしたが、それでも入国審査を受けるまで20~50分待つという。

 バイオカートは可動式で、入国審査前の順番待ちの列などで登録し、審査ブースでの手続きを短縮。1人当たりの待ち時間を3分の2にする効果を見込む。那覇空港には20台前後の配備を検討している。

 外国人観光客の利用が急増している那覇空港のほか、混雑がひどい関西国際空港、審査スペースが狭い高松空港に合わせて約80台を配備する。

 政府は観光立国実現に向けて、入国審査の最長待ち時間を20分以内にする目標を掲げる。法務省の担当者は「バイオカートの導入と、人員や審査ブースを増やすなどの取り組みを進め、時間短縮の相乗効果を狙いたい」と語った。