【平安名純代・米国特約記者】米主要メディアや米軍事紙は24日、ハリス米太平洋軍司令官が23日に米上院軍事委員会の公聴会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設が2年遅れると証言したことを一斉に報じた。

 AP通信は「論争となっている沖縄の海兵隊基地の移設について、米太平洋軍幹部が2年遅れると証言」と配信。計画は住民や県の反対に直面しており、日本政府は昨年、県との協議のため2カ月にわたりボーリング調査を一時中断した-などと経過を説明した。

 在沖米海兵隊は2020年代にグアムやハワイへ移転する計画だが、ハリス氏が公聴会で「普天間から辺野古への移設に続いて実現するだろうと述べた」とし、計画全体への影響を解説した。

 ハリス氏が「われわれには日本を防衛する義務があり、彼ら(日本政府は)はわれわれに防衛するための場所を提供する義務がある」と述べ、沖縄を軍事拠点として維持する必要性を強調したとも報じた。

 主要テレビ局ABCニュースや、米軍準機関紙「星条旗」や海兵隊紙マリンコー・タイムズなどの軍事紙(電子版)は、同記事を引用してそれぞれ報じた。