沖縄協同青果(浦添市、名嘉重則社長)は26、27の両日、那覇市壺川のAプライス那覇店で、沖縄県内で試験的に栽培した「イタリア野菜」を試食・販売した。珍しい色合いや形が目を引き、試食して購入する客も多く見られた。

沖縄県内で栽培されたイタリア野菜が並ぶ店内=27日、那覇市・Aプライス那覇店

 イタリア野菜は、欧州で広く栽培されている野菜。黒キャベツと呼ばれる「カーボロ・ネロ」や、スティック状のカリフラワー「カリフローレ」などがあり、パスタやサラダなどに使われる。

 本土では栽培が進み市場にも流通しているが、適温が20度以上30度未満のため、冬春期(12月末~4月)は供給量が減る。

 協同青果は県外の種苗会社や県内生産者の協力を得て、昨年11月末から本島南部で試験栽培。沖縄の温暖な気候を生かし、冬春期の本土向け出荷を目指す。

 Aプライスでは、県産のカリフローレなど6種を販売。売り切れた品目もあった。協同青果の担当者は「冬場の県産露地野菜として、安定供給を目指したい」と話した。