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  • 4月の電力小売り自由化で、伊藤忠商事が沖縄参入を検討している
  • 沖縄は単独系統で、離島が多く燃料費がかかるため本土より割高
  • 新規参入促進で安価な電力を購入するため、沖縄電力より安くなる

 4月からの電力小売り全面自由化に向け、伊藤忠商事が沖縄県内での小売事業参入を検討していることが27日までに分かった。県内の発電所から電力を購入、沖縄電力の送電網を使って、商業施設を中心に販売するとみられる。

沖縄電力

 県内の電力供給は沖縄電力の単独系統。離島が多く、燃料費がかかるため、電力を融通し合える本土に比べ、料金は割高になる傾向がある。一方、新規参入電力事業者(新電力)の県内参入を促すため沖電が電源開発・石川火力発電所(うるま市)から購入している電力の一部を新電力向けに提供することになっている。新電力は石炭を燃料とする安価な電力を購入することで、沖電より低い料金を設定できる見通し。伊藤忠商事のほか、イーレックス(東京)、洸陽電機(兵庫)などが、県内の小売り事業への参入を検討している。