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  • 米太平洋軍司令官が普天間移設とグアム移転を関連づけて発言した
  • 公聴会で影響を問われ「移転時期を延期しなければならないだろう」
  • 同軍報道官は、本紙の取材に「移設と関係なく移転は前進している」

 【平安名純代・米国特約記者】ハリス米太平洋軍司令官が24日の下院軍事委員会の公聴会で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設の遅れがグアム移転に影響すると証言した。同軍司令部のチリズ報道官は26日、沖縄タイムスの取材に対し「日米両政府は2012年に代替施設の進展と在沖海兵隊のグアム移転を切り離した。グアム移転は前進している」と述べ、ハリス司令官の証言を修正した。

ハリス米太平洋軍司令官

 公聴会で普天間移設の遅れがグアム移転に与える影響を問われたハリス氏は、「(普天間移設とグアム移転を)連結させるかどうかだが、普天間からキャンプ・シュワブ(辺野古)への移転の遅れを考慮すると(グアム移転を)延期しなければならないだろう」と述べ、「おそらく影響するのは移転時期のみだ」と証言した。

 辺野古移設とグアム移転の関連性をめぐっては昨年3月当時、ダンフォード海兵隊総司令官(現在は統合参謀本部議長)が「(在沖海兵隊を)普天間飛行場から退去し、グアムに移転するためにも代替施設を持たなければならない」と上院軍事委で証言。下院軍事委で関連性を追及され、「普天間移設とグアム移転を結びつけたわけではない」と発言を修正した。