【ウトゥ・カカジ通信員】ワシントンDC沖縄会は1月17日、ヴァージニア州郊外の日本食レストランで新年会を開いた。雪がちらついたにもかかわらず約50人の会員が集まった。沖縄会が主催するイベントで唯一、大人だけで集まりユンタクできる貴重な集いとなっている。

笑い声が飛び交ったわさび入りマフィン食い競争を楽しむ参加者

 逸子アサト会長が、新年のあいさつと昨年の主な活動を報告。本年度の執行委員8人うち7人が昨年からの引き継ぎで、プロクター恩納桃枝さんが第2文化部長に初就任した。今年10月の世界のウチナーンチュ大会やその他の行事活動をアピールし、これらを担う役員とボランティアへ感謝と激励の言葉を述べた。

 その後、出席者一人一人が自己紹介。長年のメンバーでありながらも控えめなアン・フライマス・スタットランドさん(66)=沖縄出身=も立ち上がってあいさつした。1950年、米軍統治下の沖縄に生まれ育ち、米本土に大学進学するまで沖縄で過ごしたアンさんは、県公文書館に多大な沖縄の戦後史資料を寄付した故エドワード・フライマス氏の長女。「沖縄はいつになっても私の故郷であることに変わりはありません」と涙で声を詰まらせた。

 長距離運転でペンシルベニア州から駆け付けたロサさんとアレハンドロ・ナカホドさん夫妻は両方ともペルー出身の具志川系2世。1970年代に北米移住した夫妻は「私たちの世代はペルー社会になじむことが最優先されたけど、現在の3、4世の若者は率先して沖縄文化を学んでいるところが大きく違ってきている」という。「夫が退職してからはゆとりができて、まめにペルーへの里帰りもできるようになった。10月のウチナーンチュ大会も楽しみだ」と話した。

 おせち料理を楽しみながら、ウチナーグチゲームや恒例のビンゴに興じた。「わさび入りマフィン食い競走」では笑い声が飛び交い、親睦を深める数時間を楽しんだ。