沖縄県名護市辺野古の新基地建設をめぐり、米軍キャンプ・シュワブゲート前で警備に当たる沖縄県警の警察官が抗議行動参加者の一部を「危険人物」と呼んでいることが29日、分かった。加藤達也本部長が同日の県議会で吉田勝廣氏(公明県民無所属)への答弁で認めた。

基地建設に抗議する市民を排除する機動隊=2月13日、名護市辺野古キャンプ・シュワブゲート前

 加藤本部長は「危険かつ違法な行為を特定の方が連日行っている」とした上で「このような人を現場の警察官が確認した場合、この人は毎回車の前に飛び出し危険なので注意するように、という趣旨で周囲の警察官に注意喚起するため用いたことがある」とした。

 吉田氏は自身も抗議行動に参加した際、現場で指揮役の警察官に「危険人物」と言われたと指摘。一方、加藤本部長は「吉田議員に対し危険人物という言葉を発したという事実は確認されてない」と否定した。