沖縄県の浦添市西洲と宜野湾市宇地泊を結ぶ臨港道路浦添線と浦添北道路(通称・西海岸道路)が3月18日に開通してからの1カ月間で、浦添市港川の国道58号上下線で通勤・通学時間帯(午前7~9時)の交通量が昨年と比べ、最大約13・4%減少したことが県警への取材で分かった。交通規制課は「両道路の開通で、国道58号の利用者が一定程度分散したとみられる」と分析。交通渋滞の軽減を評価する利用者の声も聞かれる。(社会部・新垣卓也)

浦添市港川の国道58号。通勤・通学で混み合う朝の時間帯も、上下線でスムーズに流れていた=24日午前8時25分ごろ

浦添市港川の国道58号の交通量の変化

浦添市港川の国道58号。通勤・通学で混み合う朝の時間帯も、上下線でスムーズに流れていた=24日午前8時25分ごろ 浦添市港川の国道58号の交通量の変化

 県警が朝(午前7~9時)、昼(午後2~3時)、夕方(午後5~7時)の三つの時間帯で、国道58号の港川上下線の交通量を算出。昨年3月20日~4月19日と、西海岸道路開通後の今年3月19日~4月18日のデータを比較した。

 最も交通量が変化したのは朝の南下車線で約13・4%(1カ月計1万4973台)減。北上車線は約10・8%(同1万2981台)減り、ともに昨年比で1割以上の差が出た。

 帰宅する車両などで混み合う夕方も、南下で約8%(同1万1667台)、北上で約6・5%(同8166台)減少。昼は南下で約8・2%(同5786台)、北上で6・7%(同4497台)減った。

 西海岸道路は計4・5キロ。那覇空港や那覇港、宜野湾コンベンションセンターなど主要施設へのアクセス向上、国道58号の渋滞緩和が期待されて開通した。

 県警は「1割以上の差が出たところもあり、渋滞が一定緩和された可能性もある」と説明。「長期間のデータをみて、交通状況の変化を分析したい」としている。