身近で安価なバナナの見方が少し変わったのは、学生時代に読んだ「バナナと日本人」(岩波新書)がきっかけだった。過酷な労働や大企業による農業者の搾取といった構図、仕組みがあることを知った▼古い本だが、バナナを買うたびに、消費者として何を考えるべきかと思いを巡らせるようになった。