【今帰仁】国指定特別天然記念物のコウノトリが4月30日、今帰仁村の古宇利島で確認できた。同島では2015年12月から2年以上、たびたび確認されているため、長期滞在している可能性がある。国指定屋我地鳥獣保護区管理員の渡久地豊さんは「足環(標識)がないので断定はできないが、同じ個体であれば県内で最長の滞在記録となるのではないか」と指摘した。

県内に長期滞在しているとみられるコウノトリ=今帰仁村・古宇利島(新垣直樹さん提供)

 コウノトリは大型で、両翼を広げた長さは約2メートルに達する。渡久地さんによると、ロシアや中国から飛来した個体か、兵庫県で人工繁殖後に放鳥された個体群の2~3世とみられる。

 30日、島の外周道路をドライブ中に見つけたという名護市の新垣直樹さん(46)は「最初はシラサギかと思ったが、羽を広げると大きくて驚いた。子どもを運ぶ縁起のいい鳥なので、また探しに来たい」と話した。