うるま市合併10周年事業の音楽劇「海はしる、豚物語」が5、6の両日、うるま市民芸術劇場で上演される。沖縄戦後、食糧難に陥った沖縄県民を救おうと、ハワイから豚を送るため奮闘した県系移民の姿が描かれる。

クライマックスでテーマソングを歌う出演者=那覇市安里の稽古場

 13年前に同じテーマで上演されたミュージカル「海から豚がやってきた」に新たな史実を加え、一新した。豚を送ることを発案した県系人や、米国に付いて第2次世界大戦を戦った県系2世の思いが盛り込まれた。

 日系2世の元米兵役で出演する上江洲朝男さんは「豚を輸送した7人だけでなく、今回は陰で支えた人たちの姿も描かれている。悩み、葛藤しながらも懸命に生きた様子を表現したい」と話した。

 5日が午後7時、6日は午後3時開演。前売り券は大人1500円、小~高校生が千円。当日券はそれぞれ500円増し。問い合わせは市民芸術劇場、電話098(973)4400。