翁長雄志県政の与党的立場の県内政党などでつくる参院選沖縄選挙区の候補者選考委員会(座長・新里米吉県議)は2日、那覇市内で会合を開いた。昨年9月に擁立を決定した元宜野湾市長の伊波洋一氏(64)で7月予定の参院選に挑むかを協議。一部の構成組織から「伊波氏を含めた候補者の再考を」との要望が上がったが、再考するかを含め結論には至らず、協議は次回の8日の会合以降に持ち越された。

伊波洋一氏

 1月の宜野湾市長選で名護市辺野古の新基地建設に反対する候補が敗れたことを受け、宜野湾で選対本部長代行を務めた伊波氏の責任論が県政与党や経済界から浮上した。

 伊波氏で参院選に挑むことを議題に2月28日に初回会合を開いたが県議会会派の県民ネットや経済界が持ち帰り、2日の会合でもさらなる議論が必要として議論を継続することとなった。

 新里座長は、会合後の会見で「一度決定した候補者に対するいろいろな意見があり、きょうの段階ではまとまらなかった」と説明。別の候補者の名前が挙がったかについては「出ていない」とし、全会一致の方向で早期にまとめたい考えを示した。