南西海運(那覇市、下地米蔵社長)が、那覇港-中城湾港-平良港(宮古島市)-石垣港を結ぶ週1便の定期航路の運休や廃止を検討している。2014年11月から運航しているが、同社は「貨物量が伸び悩み、採算が取れておらず、定期運航は限界」としている。

 南西海運は荷主の要望や、県の航路拡大方針を受けて就航。週500~600トンの貨物輸送があれば採算が取れるが、現状は半分ほどにとどまっているという。

 2月には1便だけ運航。3月以降は荷主の発注に合わせて不定期で運航し、運休や廃止を検討する。廃止された場合には、中城湾港で積んでいた荷物を那覇港まで運ぶことになるためコスト増が懸念される。

 2月23日には南西海運や港湾関係者らが県庁に浦崎唯昭副知事を訪ね、運航継続のための支援を要請した。県の担当者は取材に対し、「貨物量の増大や利用を呼び掛けていくが、現時点で運航の補助や助成などは考えていない」と話した。