「地元は容認だから何も言わないと思われてはバカをみる」。4月末の夕暮れ。辺野古区の行政委員会の一人は吐き捨てるように言った。区は世帯別補償などを条件に基地建設を容認しているが、護岸工事が始まって1年がたつ今も防衛省からの返事はない。見通しが立たない補償交渉に、18人の行政委員の中からも不満が相次ぐ。