県民らの募金で渡米し、心臓移植手術が成功した浦添市の翁長希羽ちゃん(1)が、手術を受けたニューヨーク市のコロンビア大学病院を退院した。父司さん(39)と母涼子さん(41)は支援団体「のあちゃんを救う会」のフェイスブックで、心臓移植から21日たった現地時間2月26日に無事に退院したと報告。同時に同じ米国内のリハビリがメーンの子ども病院へ転院し、昨年半ばに患った脳出血の後遺症がある右半身の機能回復に取り組んでいるという。

心臓移植手術後、ぐずりながら立つ訓練をする翁長希羽ちゃん=米コロンビア大学病院(両親提供)

 希羽ちゃんは1月半ばに両親らと渡米。現地時間2月5日から6日にかけて手術を受け、同月17日に集中治療室(ICU)から一般病棟へ移った。新しい心臓の状態は拒絶反応もなく良好で、体につないでいた補助人工心臓は完全に外れた。両親は「今は好きな時に好きなだけ出掛けられる。補助人工心臓がなくなり、縦抱きで体を密着させられるので希羽の体の感触がとても心地いい」と順調な経過に安堵あんどしている様子。「心臓移植の後にはリハビリ。希羽にとってとてもつらいものになるかもしれないが、将来やドナーの方のためにも元気になってできることを増やしてほしい」とつづった。