女子プロゴルフの第29回ダイキンオーキッドレディストーナメント(主催・ダイキン工業、琉球放送)第3日は5日、琉球GC(6649ヤード、パー72)で行われ、27歳の上原美希が3バーディー、3ボギーの72で回り通算2オーバー、218で16位に浮上した。

4番でバーディーを決め、笑顔を見せる上原美希=琉球GC(渡辺奈々撮影)

 通算2勝目を目指す33歳の西山ゆかりが3バーディー、1ボギーの70で回り通算6アンダー、210で首位に立った。2打差の2位に松森彩夏と昨年覇者のテレサ・ルー(台湾)、申ジエ(韓国)が並んだ。

 69をマークした藤田さいきが通算3アンダーに伸ばし、笠りつ子とともに5位。昨季賞金女王のイ・ボミ(韓国)は1アンダーの7位となった。

 大城さつきは通算6オーバーの36位タイ。唯一のアマチュア、新垣比菜(興南高)はスコアを六つ落とし、7オーバーの39位に後退した。

 (出場51人=アマ1、雨、気温19・7度、東南東の風8・6メートル、観衆3150人)

■会心の寄せ 混戦はチャンス

 8・6メートルの強風に、時折強く降る雨。アンダーパーで回ったのが6人という難しいコンディションの中、上原美希が持ち前の堅実なゴルフで16位に浮上した。3バーディー、3ボギーのイーブンパーにまとめ、通算2オーバー。「風雨に耐える1日だった。この風で3バーディーを取れたのはよかった」と納得の表情だった。

 オフに鍛えたショートゲームが生きた。後半の4番(パー5)、残り75ヤードの第3打。傾斜があり、足場の悪いラフから52度のウェッジでピン30センチに寄せ、バーディーを奪った。「大きなパー」と振り返ったパー4の9番では、残り35ヤードの第3打を50センチにつけてパーで締めくくった。「100ヤード以内の練習に力を入れてきた。いい結果につながった」

 那覇市出身のプロ7年目。アマチュア時代、琉球GCでキャディーのアルバイトをしたことがあり、コースを熟知している。

 「攻めるより、耐えて守るタイプ」という上原にとって、上位陣も大きく伸ばせない混戦はチャンスだ。最終日は「一打でも縮め、トップ10入りを目指したい」と地元の風を吹かす。(大門雅子)