沖縄県うるま市は、安慶名土地区画整理区域内にあり、県立中部農林高校近くの市道安慶名1区線・3区線の交差部分を、信号機のない「ラウンドアバウト(環状交差点)」に改築工事する。工事期間は10月末までで、運用開始は11月の予定。市によると、重大事故の抑止や交通の円滑化、災害時に停電が発生しても交差点として機能できるなどの効果が期待できる。

環状交差点(ラウンドアバウト)の工事箇所

 環状交差点内は右回りの一方通行で、車両は交差点に入る時は徐行し、時計回りで目的の道路に出て行く。2015年の道路構造令の改正などによって、1日の総流入交通量が1万台以下と交通量の少ない交差点に設置が可能となった。市は県公安委員会と協議し、環状交差点に変更を決めた。県内では糸満市、与那原町に次いで3例目となる。

 島袋房善都市建設部長は「全国の傾向をみると、導入によって自動車の速度が緩やかになり、重大事故の発生が少ない。信号待ちがないためアイドリング時間も減少し、環境に優しいともいわれている」と説明した。