【山城博明通信員】「馨心」と題して、琉球國祭り太鼓ボリビア支部創立15周年記念公演がこのほど、サンタクルス市内とオキナワ移住地で行われた。アルゼンチンから19人、ブラジル4人、ペルー15人、埼玉県2人、地元ボリビア35人の総勢75人余が出演。ジュニア40人と支部結成メンバーのOBたちも友情出演し、花を添えた。

サンタクルスで演舞を披露するメンバーら=サンタクルス市

 サンタクルス市内での公演はイグール校の劇場で行われた。500人収容の劇場が満席の盛挙だった。開演に先立ち安里直也・琉球國祭り太鼓ボリビア支部長は「創立以来、多くの方々の支援協力を得てウチナー文化をボリビアの人々に見せることができた」とあいさつ。

 サンタクルス市役所のダニエラ・ガヤ文化遺産調査官は「琉球國祭り太鼓ボリビア支部のメンバーは市主催のイベントに数多く参加し沖縄の文化を披露している」と述べた。

 オキナワ移住地ではオキナワ日本ボリビア協会の文化会館ホールであり、300人余が太鼓の響きに感動した。

 中村侑史オキナワ日本ボリビア協会長が「この15年間、太鼓の音を聞いて過ごし、元気になる響きで演者の心が伝わってくる。ボリビア国民からも高く評価されている」と激励。知念良信ボリビア沖縄県人会長は「沖縄の太鼓としてエイサーはボリビアの人々の間では広く知れ渡っている。いつまでも引き継がれていくことを願う」とあいさつした。

 各演目の終了ごとに大歓声と拍手、指笛が鳴り響き、いずれの公演でもカチャーシーで盛り上がった。