自民党県連会長の国場幸之助衆院議員(45)が、酒に酔った状態で男性観光客とトラブルになり、右足首骨折の重傷を負った傷害事件で、那覇署は10日、国場氏と男性をそれぞれ傷害容疑で那覇地検に書類送致した。

国場幸之助衆院議員

 関係者によると国場氏は病院で療養中。書類送検を受け、国場氏の後援会は同日「関係者の皆さまにご心配をお掛けして申し訳ございません」とコメントした。党本部や県連は現段階で処分などは検討していない。

 送検容疑は4月29日未明、那覇市松山の路上で、もみ合いになり互いにけがを負わせた疑い。国場氏は右足首骨折の重傷、男性観光客は軽傷だった。国場氏は知人と知り合いの店へ移動中だったという。

 現場周辺で飲食店を営む男性は「騒がしいと思い、外を見たら男性数人が警察官に事情を聴かれていた」と言い、「国会議員が当事者とは思わなかった」と驚いた。

 近くのスナックの男性店主は「国場氏が足を引きずってパトカーに乗るのを見た」と話した。

 捜査関係者によると、男性は国場氏と知人の女性が口論していたため仲裁に入ったと主張。国場氏は口論ではなく話し声が大きかっただけとしている。