12日午前6時35分ごろ、沖縄県うるま市宮里の県道75号で、沖縄尚学高校・付属中学(那覇市)の生徒を送迎していたスクールバスとワゴン車が正面衝突した。うるま署によると、ワゴン車を運転していたうるま市の左官業の男性(30)が意識不明の状態で本島中部の病院に救急搬送されたが、約1時間20分後に死亡が確認された。死因は外傷性脳損傷。バスの男性運転手(59)や乗っていた生徒ら計10人も重軽傷を負ったが、命に別条はない。

うるま市宮里の事故現場の見取り図

事故現場の地図

ワゴン車がぶつかり、前部分が破損したスクールバス=12日午前8時20分ごろ、うるま市宮里(ツイッターアカウント「沖縄県地元情報局」提供)

うるま市宮里の事故現場の見取り図 事故現場の地図 ワゴン車がぶつかり、前部分が破損したスクールバス=12日午前8時20分ごろ、うるま市宮里(ツイッターアカウント「沖縄県地元情報局」提供)

 現場は片側2車線の直線道路で中央分離帯はない。署によると、市平良川方面から赤道方面に向けて走っていたバスの正面に、対向車線から走行してきたワゴン車がぶつかった。2台とも内側の第2通行帯を走っていたという。

 バスには登校する中高の生徒16人と運転手1人が乗っていた。運転手が右手首骨折、14歳と16歳の女子生徒が腰や鼻の骨を折る重傷。中高生男女7人は足や頭、胸などに打撲や切り傷などを負った。他の生徒7人のけがの有無は調査中。

 沖縄尚学によると、運転手と腰骨折の重傷を負った女子生徒は入院中。署はワゴン車が対向車線にはみ出して衝突したとみて、事故原因を調べている。

 沖尚では同日、通常授業があり、バスはうるま市安慶名を午前6時半に出発した後、事故現場に近い市赤道や沖縄市などを経由して学校に向かう予定だったという。