東シナ海の公海上で今月3日、北朝鮮船籍のタンカーに韓国船籍とみられるタンカーが横付けしている不審な行動を海上自衛隊艦艇が確認していたことが13日、日本政府関係者への取材で分かった。北朝鮮が、経済制裁逃れを目的に洋上で物資を積み替えて密輸する「瀬取り」をしようとしていた疑いがある。

 政府関係者によると、北朝鮮による瀬取りに韓国船籍の船舶が関与した可能性が浮上したのは初めて。日本政府は韓国政府に事実関係を確認するよう求めるとともに、米国など関係国に情報提供し、当時の状況の分析を急いでいる。これまでに韓国側から正式な回答はないという。(共同通信)