名護市辺野古の新基地建設をめぐる代執行訴訟で、国と沖縄県の和解を受け、翁長雄志知事の埋め立て承認取り消しが違法として取り消すよう是正を指示する政府からの文書が8日午後、県庁に届き、県が受理した。県は指示に応じず、15日までに国地方係争処理委員会に申し出る方針。最終的には再び裁判となる可能性が高い。

石井啓一国交相から翁長雄志知事あてに届いた埋め立て承認取り消しの是正を指示する文書に受理印を押す県海岸防災課の職員=8日、県庁

 是正指示の文書は、石井啓一国交相が7日付で翁長知事宛てに出した。承認取り消しが違法として、15日までに取り消すよう求めている。国と県の和解条項では、国が是正の指示後、県が不服であれば1週間以内に係争委に審査を申し出ると定められている。

 一方、防衛省が7日付で審査請求と執行停止の申し立てをそれぞれ取り下げた関係文書が9日にも国交省から県に届く見通しで、県は受理次第、抗告訴訟を取り下げる手続きに入る。